レンタル喪服サービスを使用してみて思ったこと

大切な人が亡くなったとき、諸々の感情が渦巻きます。精神が多忙になるこの時に種々の手配や段取りだけでも身軽にしておいたことが、結果として自分を楽にしてくれました。今日はそんな実体験をご紹介します。

思考停止でも全て揃う

私はこれまで物心ついた時から、幸いなことに身内の不幸を経験したことがありませんでした。裏を返せば今回が初めての身内の不幸で、知らせを受けた時は頭が真っ白になり、なぜ？と心臓の鼓動が速くなったのを覚えております。
初めての不幸ですから、喪服はもちろん、どのような段取りで何をどう進めていいかもわかりません。そんな時に一つでも何も考えずに手配ができるものがあるというのは、とても心強いものでした。ざっと考えたメリットは以下の通りです。

• 実家に郵送可能（手荷物が減る）
• 16時までに手配すれば翌日AMには届く
• 身につけるもので必要なものは全て揃う（喪服・バッグ・靴・アクセサリー・ストッキング）
• 使用後は届いた箱に入れて返送

私がお世話になったレンタルの喪服店はこちらです。

管理の手間がない

レンタルなので、クリーニングやクローゼット内での保管場所も必要ありません。当日ストッキングに穴が開いていて慌てることもありません。

ライフステージに合わせられる

参列者に妊娠中の方がいて、喪服のチャックを苦しそうに上げていました。レンタルならその時の自分にあったサイズを選ぶことが可能です。もちろんマタニティ用も取り扱いがあります。

回数が多くなったら？

デメリットを挙げるとすれば、一回あたりの価格が割高であることかと思います。私は上記メリットにお金を払う価値があると思うので、これからもこちらのお店にお世話になると思います。ただ、自分が歳を重ねてこういった機会が増えた場合には購入も考えるかもしれません。

大事なのは、故人を偲ぶ時間

大事な人が亡くなった時、できることならば何も考えずに故人との思い出に身を馳せたいと思います。そのためには時間や思考を割いている作業を減らすことが重要です。
でもこういった席に初めて自分が出向いて思ったことは、これだけの人が故人にさよならを言い、思い出を語るために集まるのなら、自分は生きている間になるべく多く顔を出し、感謝の思いを伝えられるような人でありたいと思いました。

All the best!!