ミニマリスト、家を手放す。新築マンションを売却し、身の丈に合った暮らしへ

よく「一度暮らしの質をあげてしまうと落とすことができない」と言われていますが、実際のところはどうでしょうか?3LDK新築マンションを手放して1LDK賃貸マンションに引っ越しをした私が、実際どのように感じているかをご紹介します。

メリット

①経済的負担が減る
家賃と光熱費が大きく変わりました。狭いと住居代だけでなく光熱費も安くなりますし、冷暖房もすぐに効きます。
②時間が増える
掃除が楽です。ルンバも一瞬で終わります。物の取捨選択が必然となるので持ち物も自然と厳選され、探し物をする時間もなくなります。家族がいつも見えるところにいるのも、走り回る子供がいる我が家にはメリットでした。

③自由度が増す
賃貸物件なので、自由度が増します。好きな地域に住んだり、子供の学校に合わせて動くことができます。子供がいない方は学校という縛りがないので、昨今のテレワークで駅から離れた物件に住んだり、都心から離れて暮らし家賃負担を下げるなんてことも可能ですね。

④思考の変化
これが最大のメリットでした。以前は大きな家に住んで、モデルルームのような家具を揃えて、それでも何か常に追い求めているようなそんな気持ちでした。今は足るを知る、という言葉がとてもしっくりきています。

デメリット

①狭い
上記で挙げたメリットと天秤にかけて、今は狭くてもいいと判断しました。広さを取るか、経済的負担+掃除の負担大を取るかという視点です。ずっとこのままというわけではなく、子供の成長に合わせて家のサイズは変えていく予定です。
②選択肢が無限大のため、決断が難しい

小学校、中学校、高校、公立vs.私立も含めて、賃貸なのでどこでも選ぶことが可能です(入れるかどうかは別として)。イコール選択肢が無限大なので、多少縛りがあった方が選択が楽になるのかもしれません。

家計のキャッシュフロー表のすすめ

私たちはマネーリテラシーが身に付く前に家を購入したので、ローンもペアローンで借りられるおそらく上限の金額で組んでいました。出産してパラダイムシフトが起こり、仕事>家族という時間の振り分け方に初めて疑問を持ちました。大切な家族よりも会社の上司や同僚とより多くの時間を過ごすっておかしいとやっと気づいたのです。高額なローンを組んでいる限り、今のままの時間配分と収入を維持しながら35年も働き続けなければならない。。。
現状を把握するために日本FP協会が発行している「家計のキャッシュフロー表」をダウンロードし、ライフイベント、年間収支を可視化しました。そこで実際に何歳で引退するか、そのために削れるものは何かを考えていきました。この現状把握はどんな家計にも有効です。教育資金や老後にどのくらいの金額が必要かが見えてくるので、そこから自分の労働年数を逆算することができます。

シートへのリンクをこちらに貼っておきます。家計のキャッシュフロー表の他にもライフイベント表などがダウンロード可能ですので、一度試してみてください。
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

本当の価値観

家計管理に話が脱線してしまいましたが、やはり自分にとって大切なものは何かを考えることがとても大切なことだと思います。我が家の場合は広い家よりも、より多くの経験や充実した教育環境を与えることの方が重要だと思い、暮らしの質(家の広さと機能という意味で)を落としました。そしてそれにより「足るを知る」という言葉が腑に落ちるようになりました。
・暖かい家で家族と過ごせる
・美味しいご飯が食べれる
・温かいお風呂に入れる
・家族3人川の字で寝れる
こういったことにとても幸福感を感じるようになりました。世の中にはいろいろな情報が溢れていますが、他人の軸や評価で生きていないか、自分の軸を見失っていないかを一度立ち止まって考えてみることを心からおすすめします。


マンション売却の流れについても今後触れていきたいと思っています。
どなたかのご参考になれば幸いです。

All the best!!

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DC921F2D-1AF3-4284-BAFF-60E2598CBF1D_4_5005_c.jpeg
riiimaの楽天ルームはこちらから!

コメント

タイトルとURLをコピーしました